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会計と監査実務の最前線
新聞記事など最新の話題で会計的に気になることを公認会計士・監査人の立場から鋭くコメントします!
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相次ぐ粉飾決算!粉飾決算のメカニズム(初級編)
直近でも新興上場企業インネクスト社(札幌証券取引所アンビシャス上場)の驚くべき粉飾決算が報道されていますが、昨年発生した売上の約9割を架空計上していたFOI社だけでなく、立て続けに粉飾決算が相次いでいる感が拭えません。
新興上場企業だけに、上場審査をしていた幹事証券会社や監査法人の専門家責任が問われることはもちろんですが、株主・一般投資家や債権者・取引先の立場としても、何故にこのような粉飾決算や不正経理が起こるのか、また、どのような経営環境で起こりやすいのかは十分理解しておく必要があると思います。

今回から数度に渡り、僭越ながら、当職が10数年に渡る監査法人での監査実務経験から感じた点をコメントします。

①粉飾決算はなぜ発生するのか?
基本的に「粉飾決算」は会社ぐるみの不正ですので、通常は単に経営者や従業員が私服を肥やすために資金を流用したり、横領したりというだけではありません。もちろん、私物化している経営の中枢者が私的な目的で企業ぐるみの粉飾決算をすることもありますがレアケースでしょう。
よって、大多数の粉飾決算は「自分のため個人のためにやるのではなく、会社のためにやる」ことになります。これが、1つめのポイントである【不正を正当化する姿勢】です。粉飾決算は悪いことであると思っていた人も、だんだん「会社が倒産すると株主、債権者、従業員みんなが迷惑するのだから、粉飾でもなんでも、会社が存続することは悪いことをしているのではない」という意識に変わってきます。これが粉飾の長期化につながります。

では、そもそもきっかけ、2つめのポイントである【粉飾の動機・目的】は何なのでしょうか??(次回に続く)

Written by Hiroyuki Wakamatsu(公認会計士若松弘之事務所
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プロフィール

公認会計士 若松 弘之

Author:公認会計士 若松 弘之
某大手監査法人で監査の最前線に立ち10数年・・・
そこで感じた問題意識を実践するために2008年10月に独立開業しました。現在は、公認会計士若松弘之事務所の代表として、監査だけではない会計関係全般の業務を行っています。
http://www.wakamatsu-cpa.com/

会計や監査にまつわる問題点やコメントを自由な立場から深く切り込んで積極的に発信していこうと思っています。
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